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マーキュリアインベストメント
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同社は国内外投資家の資金を投資事業組合等のファンドを通じて運用するファンド運用事業(2017年12月期営業収益構成比90.6%)と、自己資金を運用する自己投資事業(同9.4%)を業務としている。2005年10月に日本政策投資銀行を主要株主として設立し、第1号ファンドを組成した(日本政策投資銀行については、「事業概要」の項参照)。「クロスボーダー」を投資のコンセプトとしており、国境や既成概念の枠を超えることで拡がる投資機会に着目している。そのコンセプトに合致し、成⻑が見込まれる日本の事業・資産等に金融および事業面での支援を行い、そこから生まれる投資リターンを投資家に提供し、また、海外において安定的に高収益を生み出す事業・資産等へ投資する金融商品を組成・運用することで、その運用益を日本社会に還元させることを目指している。