世界第3位のプローブカード・メーカー(世界シェア14%)。
プローブカードとは、半導体ウェーハ上に複数形成された集積回路(IC)を、個々のチップに切り離す前の電気特性検査に用いられる探針冶具のこと。また、接触冶具であることから、種類や用途で異なるが、数か月から2、3年で消耗する。
半導体ウェーハの検査工程では、テスタ、プローバ、プローブカードの主に3つの装置で構成される。
メモリ向け(プローブカード売上高の約80%)に強く、メモリ向けプローブカードでは同社の世界シェアは約33%で第1位。自社内で製品を開発・製造しており、大手メモリメーカー等を中心に、世界の主要半導体メーカーと協業し、納入実績がある。プローブカードに加え、プローバ、テスタなどの関連装置も手掛ける。